太宰府天満宮のスタバのコンセプトストアに日本の木造建築の美を見る
スターバックスコーヒーにはコンセプトストアというのが全国にいくつかありますが、ここ太宰府天満宮表参道のスタバもそのコンセプトストアの一つ。
太宰府天満宮のスタバは、約5cm角の木材が組み合わせて作った木組みが、そのまま店舗内を覆っているというもの。まさに、木のアート作品を観ることが出来ます。
学問の神様として有名な太宰府天満宮の表参道にあるため、天満宮の石畳と石の鳥居のロケーションに、木組み店舗のの柔らかさが美しくマッチしています。
外国のお客さんにはどう見えているかな
最近は、太宰府天満宮にも外国の観光客が激しく押し寄せております。
彼らの観光地の訪問先としてもマークされていると思いますが、このスタバの造形はどのように映っているんでしょうね。
「珍しい店があるね」程度なのかもしれません。
そういう私も野次馬の観光客の一人なんですけどね。
中国か韓国の観光客のモデルさんのような決めポーズに和みます。
それにしても、周りは外国の団体客だらけです。
コンセプトストアの内部
木組みは、壁や天井など、店内の奥まで設置されています。
全体がアーティスティックな感じです。
店内全部が木組みで覆われているのではなく、片方の壁と天井が覆われています。
もう片方の壁には絵が架けられています。
お店の突き当りには、奥庭となっているようです。
木組みを近くで見ると、こんな感じです。
結構複雑に組み上がっているようです。
入口の方を振り返って見てみました。
行列ができていて、人気ですね。
店内を見渡してみると、中国系、韓国系の観光客の中には、勝手に休憩所として休んでいるだけの人もいるように見受けられますが(汗)、それも観光地のスタバの宿命でしょうか。
天井の木組みがハンパないです。
スタバの太宰府天満宮店オリジナル商品
大宰府天満宮といえば飛梅や抹茶みたいなイメージがあるので、太宰府らしいオリジナル商品でもあるのかと思ったのですが・・・
残念ながら、普通の抹茶ラテしかありませんでした。
いつもの抹茶ラテでも、雰囲気出るかもです。
スタバ太宰府天満宮表参道店は隈研吾さんの作品
このスタバの太宰府天満宮表参道店を設計したのは、建築家の隈研吾さんです。
隈研吾さんのホームページには、木組みの作品が多く紹介されてありました。
http://kkaa.co.jp/works/architecture/starbucks-coffee-at-dazaifutenmangu-omotesando/
そして、細部にも美が・・・
斜めに組み合わさった木組みの中で、ミョーに目立つ縦に配置された木材を発見。
よくみてみると、カウンターを照らすライトでした。
角材のデザインをしているのでわかりませんでしたが、なかなか細かい部分にも凝っていますね。
太宰府天満宮のスタバは、表参道にあるので、見逃すことはないと思います。
空いていればぜひ訪問してくださいね。
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