太宰府名物の梅ケ枝餅 参道の15店舗を食べ比べてしてみた
太宰府天満宮の名物といえば「梅ケ枝餅(うめがえもち )」
高木は福岡市内在住ですが、近所では訛って「うめがいもち」とも言われております(汗)。
さて、この梅ケ枝餅、今では百貨店や通販でも売られているようですが、やはり太宰府の参道に並ぶ店で焼かれているものは違います。
お土産などでもらう梅ヶ枝餅は、もちもちしているのですが、焼きたては、外の皮がパリパリで中がモチモチなんですよね。
この食感は、現地じゃないと味わえない、現地に行った人だけが味わえる特権です。
それぞれのお店で焼いている梅ヶ枝餅は、見かけも味もあまり変わりないようですが、お店ごとに特徴や薀蓄があるようなんです。
そういうことで、いろんなお店の梅ケ枝餅を食べてみたいと思います。
太宰府の参道の梅ヶ枝餅のお店は15店舗
まず最初に、太宰府の参道の梅ヶ枝餅のお店は何軒あるのでしょうか。
簡単な地図を作ってみました。
西鉄大牟田線「太宰府駅」から太宰府天満宮へと続く参道沿いにある梅ヶ枝餅のお店は、全部で15店舗です。
参道には、梅ヶ枝餅のお店の他に、お土産物屋、飲食店、雑貨店、カフェなどが並んでいます。
西鉄「太宰府駅」に近いところから
1.萬屋
2.松屋
3.松尾商店
4.角田商店
5.満点屋
6.やす武
7.みやけ
8.小野筑紫堂
9.かさの家
10.酒殿屋
11.きくち
12.かのや
13.みどりや
14.寺田屋
15.甘木屋
となっています。
2.松屋
旧薩摩藩の定宿であった松屋さん。建物に歴史を感じます。
松屋さんは薩摩藩の定宿、奥庭の素晴らしさを見るべし
6.やす武
外側に丸く形の整った少し焼き目の付いたパリパリの外側に、小豆粒の残ったこし餡って感じです。
やす武の梅ケ枝餅 店頭の自動で梅ケ枝餅を焼く機械が面白い
8.小野筑紫堂
自家製つぶ餡には、北海道産の小豆「雅」を使っているそうです。
丸く形の整った、小豆粒の残ったこし餡って感じです。
小野筑紫堂さんの自家製つぶ餡の梅ケ枝餅
10.酒殿屋(さかどや)
回転饅頭(太鼓焼き)の様に厚みのある形
小豆の形がはっきりした「つぶ餡」が特徴です。
酒殿屋(さかどや)さんの奥庭の、滝の流れるプチ日本庭園に驚愕!
11.きくち
北海道産の小豆「雅」を使った上品な甘さの餡
少し緩めの餡のように感じました。
12.かのや
店頭で食べていたら、キレイにはさみで切ってくれました。
少し練餡気味の餡
店頭の梅昆布茶をサービスしてくれました。立ち食い、立ち飲みでいただきました。
13.みどりや
しっとり感のある餡
店内で食べると梅昆布茶をサービスしてくれました。
14.寺田屋
お茶屋さんといった感じの奥の赤毛氈の庭で食べる梅ヶ枝餅が格別です。
しっとりとした「こし餡」の梅ケ枝餅です。
寺田屋さんの奥庭で、雅な茶会の雰囲気の中で梅ケ枝餅をいただく贅沢
15.甘木屋
かなりこし餡に近いアンコです。
焼色も濃い目でした。
食べ比べてみたけれど・・・
梅ケ枝餅を食べ比べて見たければど・・・・
正直って、ドコのお店がどうという特徴は見つけることができませんでした。
シンプルな素材だけに、繊細な部分での勝負になるので、オヤジのような鈍感なエセグルメでは、そのビミョーさがわかりませんでした(汗)みんな美味しかったんですよ。
画像から、その違いが分かればいいのですが・・
そういうことで、どのお店で食べても美味しいのが太宰府の参道のお店の特徴なのかもしれません。
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